テレビ局
・テレビ埼玉(TVS・テレ玉 独立UHF放送局)
放送区域は関東広域圏に属する。テレ玉のほかに、NHK放送センター(総合テレビ・教育テレビ)と在京キー局5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビ)が県内全域で、またTOKYO MXテレビが県内東部の大抵の地域で映る。またNHK・キー局ともに東京タワー波からの受信のみならず秩父・児玉地域を中心に中継局を置いている。
西部地域
西部複合都市圏とも称する。おおむね、入間郡、比企郡およびこの2郡に属していた地域と、旧新座郡域が該当する。西部地域創造センターは川越市にあり、東松山市に東松山支所がおかれていた。
荒川から外秩父山地の東側手前に至る地域である。東端の荒川沿いの低地から西に行くにつれ台地―丘陵と遷移し、秩父地方と接する西端は一部山地にかかる。東京のベッドタウンとしての性格が強い一方、関東旧来の生活風俗が色濃く残る地域でもある。東武東上線を中心とする都市軸、西武池袋線・西武新宿線を中心とする都市軸の二つの都市軸が形成されている。このうち小江戸と呼ばれる川越藩の城下町川越をはじめ志木・坂戸・東松山などが前者、西武ドームのある所沢をはじめ狭山・入間・飯能などが後者に属する。農業については、関東ローム層に属する水はけの良い地質のため、ゴボウ・ニンジン・サツマイモなど根菜類の生産が盛んである。また戦後早くから製造業を中心とした大企業が生産拠点を進出するケースが多く見られた。ホンダ(狭山市・和光市)や西武鉄道(所沢市)の本拠地。柳瀬川流域(志木市・新座市・所沢市)には現在も武蔵野の原風景を残している地区があり、宮崎駿監督のアニメーション映画「となりのトトロ」ではその舞台ともなった(所沢市松郷周辺など)。
言語
明治41年(1908年)の国語調査委員会報告以来、関東地方において京阪式アクセントに似たアクセントの使用地域(主として旧葛飾郡域にて。実態は東京式アクセントの一段階変化形特殊アクセントであった)として注目を集めたが、退潮著しく、高年層の発話に聞かれるだけになっている。他はほぼ全域にわたって東京式アクセントによる東部方言の西関東方言が用いられる。東京に近い上に県外からの転入者が多いことから共通語の影響が強く、西関東方言も衰退し、いわゆる「首都圏方言」が使われているところも多い。